大手仮想通貨取引所コインチェックの顧客である30代の会社員男性が、先月26日の仮想通貨NEM大量流出を受けて、同社に仮想通貨の購入費用60万円の返還を求める訴訟を東京簡裁に提起したと各社が報じた。
流出が発覚した当日、コインチェックはすべての仮想通貨と日本円の出金を停止した。同取引所で仮想通貨リップルを合計60万円分以上購入していた男性は、これは契約違反に当たるとして契約解除と購入費用の返還を申し入れたが、取引所側からの返答がなかったという。
事件の発覚後に、コインチェック利用者の提訴が明らかになったのは今回が初めてだ。しかし同社の顧客は数十万人以上いるとみられ、被害救済を求める声はますます広がりそうである。
【参照サイト】仮想通貨ネム流出で取引所提訴
【関連ページ】リップルとは?特徴・仕組み・購入方法
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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