リップル、南米での事業拡大に向けブラジルで事業を開始

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国際決済ソリューションを提供する米リップルは6月11日、南米での事業拡大に向けてブラジルで事業を開始した。

同社は6月11日から13日まで、金融機関を対象とした国際技術展示会議「CIAB Febraban」に出展し、グローバル決済ネットワークである「RippleNet」を紹介するとしている。リップルは、xCurrent・xRapid・xViaの3つのプロダクトで、迅速で低料金、安全な国際間のクロスボーダー決済を可能にする国際送金ソリューションを提供している。平均して3〜5日かかり、6%は失敗すると言われる国際送金決済の現状に対して、リップルでは費用や支払いステータス、顧客情報の透明性を担保しながら、数秒間での決済を可能にする。

リップルは200を超える顧客をRippleNet内に擁しており、その中にはブラジル最大の商用銀行Santander Brazilや世界で15万人以上の利用実績を持つBeeTech、ブラジルの国際決済のパイオニアであるBanco Rendimentoなども加わっているという。

リップルは2018年、ブロックチェーン・仮想通貨の技術的な開発やイノベーションを支援するUniversity Blockchain Research Initiative(UBRI)を設立している。同社は、今後ブロックチェーンが発展していくためには教育機関が重要な役割を果たすとしており、法律・ビジネス・エンジニアリングなど多数の分野でブラジルのサンパウロ大学をはじめとする世界中の大学に支援を行っている。

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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