日本発のNFTマーケットプレイス「nanakusa」、世界市場に向けてグローバルリリース

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NFT(ノン・ファンジブルトークン)を活用したブロックチェーンプラットサービスを展開する株式会社スマートアプリは4月26日、日本初の個人アーティストがNFTを発行・販売できるNFTマーケットプレイス「nanakusa」を世界市場に向けグローバルリリースした。


NFTマーケットプレイス「nanakusa」とは、公認されたコンテンツホルダーやNFT販売事業者、個人活動するクリプトアーティストが制作したNFTの販売(一次販売)及び、利用者同士が保持しているNFTを売買(二次販売)できるNFT売買プラットフォームサービス。

nanakusaのNFT売買にはイーサリアムとPolygonが対応している。Polygonとはイーサリアムネットワーク上で実行できるレイヤー2ソリューションの代表的なサイドチェーン。Polygonを利用することで、イーサリアムで課題となっている高騰したGas代を劇的に低く抑えることができる。



nanakusaサービス内で発行されたNFTであれば、二次流通にてユーザー同士の売買においても、永続的に事業者・制作者にロイヤリティが還元される仕組みとなっている。ロイヤリティの還元率は、NFT発行時に事業者・制作者が設定可能だ。また、NFT発行時に予めロイヤリティ分配先を設定することで、二次販売におけるロイヤリティを設定したウォレットへ自動分配することができる。


nanakusaが特許出願中であるNFT閲覧権限定機能を使うと、発行されたNFTの元ファイルの閲覧を所有者のみに限定することも可能だ。この機能を利用することで、例えば発行した電子書籍を所有者のみに限定できるので、二次販売の促進などに繋げることができる。

nanakusaでは今後、下記のロードマップを予定しているという。

    5月

  • 第2期 公認クリプトアーティストの募集
  • オークション形式による販売機能の実装
  • 6月

  • クレジットカード決済の導入
  • その他チェーンによる決済の導入
  • 7月

  • 新たなレイヤー2ソリューションへの対応
  • NFTマーケットプレイス機能のOEM提供(事業者が自社ドメイン上でNFTマーケットプレイスを展開可能に)

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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