仮想通貨取引所GMOコインは2月8日、「貸仮想通貨」2019年2月度ビットコインの募集を開始した。貸仮想通貨サービスは、ユーザーが保有する仮想通貨をGMOコインに貸し出すことで、貸し出した仮想通貨の数量に応じた賃借料を受け取れるサービスだ。
今回募集の対象となるのはビットコインで、10BTCから500BTCまで10BTC単位で申し込みが可能だ。賃借料は10BTCにつき0.24657534BTCで、仮想通貨の返還は決済日にユーザーの口座に送付されるかたちとなる。GMOコインのお問い合わせフォームに情報(下記参照)を入力した後、同社から当選または落選の結果、貸出のの手順が案内される流れだ。
- 件名に「貸仮想通貨の応募」と記入
- 指名・住所・生年月日・貸出を希望する数量(10BTC単位)
- お問い合わせの種類で「貸仮想通貨」を選択
- ご利用の端末・OSで「その他」を選択
- ご利用のブラウザで「その他」を選択
お問い合わせフォーム入力の流れ
現在のような下落相場局面では仮想通貨のトレードで保有数を増やすことが推奨されがちだが、トレードには手数料はもちろん、損益計算も煩雑になってくる。確実に保有数を増やすという観点で貸仮想通貨サービスには利点がある。しかし、こうした貸仮想通貨サービスにもまだまだ課題があることも事実だ。GMOグループのような上場企業であれば財務状況などが決算資料によって公表されているため、グループ会社であるGMOコインの経営状況についても知ることは難しくない。しかし、一般的には仮想通貨取引所の経営状況についてユーザーが知る術はない。仮想通貨取引が普及を見せるにはまだまだ超えなければならない課題が山積している。
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【参照記事】「貸仮想通貨」2019年2月度ビットコイン募集のお知らせ
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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