Ethereum2.0のステーキングがバリデーター向けのテストネットで開始

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Ethereum2.0、そしてProof of Stake(PoS:プルーフ・オブ・ステーク)への移行がいよいよ間近に迫っている。7月26日、イーサリアムの開発者らは、バリデーター向けのローンチパッドをMedallaテストネットで公開した。イーサリアムは誕生から5年、今回の大型アップデート「Ethereum2.0」を経てコンセンサスアルゴリズムをProof of Work(PoW:プルーフ・オブ・ワーク)からPoSへ移行する。

イーサリアムではこれまでさまざまなプロジェクトが流行してきたが、その度に大量のトランザクションを処理できないスケーラビリティの問題に直面してきた。新たなコンセンサスアルゴリズムへの移行により、効率良く大量のトランザクション処理が実現されるという。

イーサリアムのアップデートは3段階に分かれている。最初に実施される「フェーズ0」はPoSではバリデーターが実際のイーサリアムネットワークでステーキングを行えるようになる。アップデート初期段階ではPoWが行われる旧チェーンも存続することになるが、開発者はPoSへの移行を強調しているという。

遅延を続けるEthereum2.0へのアップデートでは、今度こそ問題なく移行が行われるかに注目が集まっている。暗号資産市場の価格上昇の背景にはこうしたアップデートへの期待も読み込まれているのかもしれない。

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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