ビットコインを含む仮想通貨全体の時価総額が、日本時間の1月3日時点で過去最高の7000億米ドルに到達した。日本円にして約78.8兆円であり、これは昨年の最高時価総額の6540億米ドルをさらに上回る記録だ。
今回の時価総額の大幅な上昇の背景には、リップルやイーサリアムなどアルトコインの伸びがある。逆にビットコインの時価総額は、昨年12月22日に1万1833米ドルまで下落しており、仮想通貨市場全体で占めるビットコインドミナンスも先週には過去最低の34.97%に減少した。
ビットコインに続く市場規模を誇るリップルやイーサリアムの高騰、そしてステラやトロンなどの価格が20%上昇したことなどが今回の結果に繋がっており、特にリップルの伸びは大きい。これは、韓国での仮想通貨市場の需要が高まったことが要因となっている。
1月4日現在、仮想通貨全体の時価総額は7400億米ドルを記録している。伸び続ける仮想通貨市場に、これからも期待したい。
【参照記事】Total Crypto Market Cap Hits New All-Time High Over $700 Bln
【参照記事】The global cryptocurrency market hit a new record high above $700 billion
【関連ページ】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法(BTC)
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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