BTC/JPYは朝方に大幅続伸。午前8時あたりから上昇を始め110万円を突破する展開となっている。次の高値の目処は2月中旬につけている高値付近の115万円あたりで、短期的なオシレーターは買われ過ぎの水準を示唆しているものの、地合いを考えてもショートポジションで勝負するのは難しいと思われる状況。100万円をバックにオシレーターが時間調整で軟化してきた時にゆっくりと買い下がっている戦略がベターか。
USDは節目の10,000ドルを突破するとオプション勢のフローやストップロスの買い戻しフローを背景に10,500超まで上昇。米株式市場は堅調な流れを引き続き維持、米ISM製造業総合景況指数が43.1と低水準ながらも4ヶ月振りに上昇に転じ、株高に寄与した。BTCはレンジ相場が続いていたが本日突破しつつあり、トレンドが発生する可能性が高いとの声がトレーダー界隈から聞こえてくる。米株高の流れを受け、暗号資産を含む市場全体へのリスクオンに繋がることに期待しつつ、ポジション調整フローに注意しながらの相場展開となりそう。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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