2020.12.25 暗号資産マーケットレポート【23,000ドルで底堅く推移するビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は23,000ドル-23,800ドルの大きな値幅の中で推移。一時23,000ドルまで下落するも、23,000ドルのサポートラインも強く23,800ドルまで反発する動きとなっており、流動性が急減する中上下に激しい展開が続いている。

XRPの下落に暗号資産市場全体が若干影響しているような印象だったが、ビットコインの強さは変わらず。XRPは昨日は自律反発の動きで大きく回復しているが、流動性プロバイダーが供給停止するとの動きが出ているため、上値はかなり重い状況。

昨日はバイナンスが韓国での取引所を停止するとの報道が出ており、韓国市場では一時影響を与えた様子で、価格乖離が起きる場面も見られていた様子。

ビットコインのオプション市場では24,000ドルあたりに大きいピンがあることからある程度近づくとマグネット効果で24,000ドルに近づきやすい環境という程度は理解しておきたい。

本日はクリスマスということもあるため、流動性が伝統的なアセットクラスでは枯渇する日でもあるため、取引は控えた方がいい日。休むも相場と思ってクリスマスを楽しんでいただいた方がいいか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12