昨日のビットコインは再度24,000ドル台の上値ブレイクを目指すも失敗、完全に上方向を攻める動きは弱まっている様子であり、かなり上値が重たい展開となってきている。
アルトコインではXRPが足元上昇分を一気に吐き出す展開となっており、売りが売りを呼ぶ動きに。SECの提訴の訴状内容に注目が集まっており、かなり具体的に会社名等まで記載があることが話題となっている。
クリスマス直前というところもあり流動性は低下する中、XRPは足元の上昇に対しての利食いのいい売材料になったような印象であり、ビットコインも24,000ドルを超えてくるまでは売り目線でいい雰囲気か。
その他目立った材料はないため、本日は23,500ドル付近をバックに戻り売り目線を維持。見方は変わらず24,000ドルまではロングは厳禁で、ゆっくりと売りあがる方向でいいと思料。
NY株はトランプ大統領が現在合意している経済対策法案に拒否する姿勢を見せておりNY後場に米国株は失速する動きに。しかし足元はビットコインとの相関は全くないことからビットコインプレイヤーはあまり見る必要はないと考えている。
ドミナンスではビットコインは堅調に推移しており、淡々と長期的なプレイヤーの流入は続いている様子で急落した場合はゆっくりとロングポジションを積むのは吉か。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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