昨日のビットコイン相場は大幅上昇。目立った材料というものはないが、流動性が低下する中で23,000ドル割れで押し目と判断した個人投資家が買いで入ってきている様子。クリスマス前でポジション調整のフローが有利な展開となっていたが、再度24,000ドルの高値ブレイクを伺う勢いとなってきている。
アルトコインも総じて堅調な動きとなっているが、その中でもリップルだけは一人負けの状態となっている。先日の米SECのリップル販売方法に関しての提訴する方針というニュースが足を引っ張っているか。
NY株や日本株、為替に関してはイギリスのEUとの貿易交渉が難航していることや、アメリカの経済対策合意とのニュースから強弱混在となり方向感なく推移。伝統的なアセットクラスとは関係なく暗号資産市場単体で動いている状況か。
テクニカルでは日足チャートで見ると一旦調整後に綺麗にボリンジャーバンド1σで止まり反発しているため、引き続き上昇トレンドを維持。
本日は24,000ドルを超えて来るか注目。トレードとしては、取引高が減少している中での上昇という動きであるため、迂闊にここからロングを入れていく場面ではないと考えており、24,000ドルを超えて来るあたりでスキャルピングのような形で取りに行く方がいいのではないかと考えている。12月は保守的なトレードに徹することが吉。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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