2020.12.18 暗号資産マーケットレポート【青天井のビットコイン】

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昨日のビットコイン相場はバブルを彷彿とさせるような急騰。最高値を更新したことで上値目処が無くなった中、買わざるリスクを反映したかのように、買いが買いを呼ぶ展開となり、20,000ドルを突破して以降上昇に歯止めがかからない展開となっている。

一時24,000ドル付近まで上昇した後には22,000ドル台半ばまで急落するなど、上下に値動きの激しい展開が続いており、ポジション量はかなりセンシティブにならざる得ない状況。

過去3,000ドル以上1日で上昇した後からはなかなか上昇し辛い展開となったこともあり、個人的には少し過熱感が強すぎるのではないかと感じているため、急落時は押し目で拾っていきたいと思っているが高値で上値追いは本日は控えたいか。

ビットコインと比較するとアルトコインは比較的弱い地合いなことから、暗号資産全体がバブルというわけでもなく、ビットコイン一択の環境になっているような値動きとなっている。次は24,000ドルがターゲットだが、明日さらに高値更新するかは予想しづらく、現状から押し目は拾いつつ無駄なリスクテイクは控えておくべき環境か。

テクニカルでは上方向しか考えてはいけない状況であり、23,000ドルと22,500ドル、22,000ドルに分けて指値を置いておき、急な変動をしっかりと取っていきたい。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12