先週末のビットコイン相場は上昇。16,000ドルを挟んで上下に一進一退の展開となっており、取引高も減少していることから一旦小休止という状況となった。
一方でイーサリアムは軟調な展開となっており、弱含みする動きとなってきているため、ビットコインを選好する動きは継続しているとみていいか。アルトコインが一旦物色されていた様な動きだったが、一旦週末で完了という様相となっている。
米国株市場は上昇しており、銘柄も景気敏感銘柄が上昇しているということを考えると引き続きファイザーのコロナワクチンによるニュースが投資家のマインドに影響している様子。米債金利も上昇しており、リスクオンのムードが出ている動きとなっている。
昨日は注目されていたビットコインキャッシュがハードフォークを完了しており、ビットコインキャッシュの価格は下落する動きを見せたが価格の動きに大きな影響は与えていない。
テクニカルでは一旦相場のエネルギーを溜めている様な動きとなっており、そろそろサイドも警戒すべき状況。短期的には15,800ドルで何度もサポートされているため本日はこのラインをブレイクするのか、このまま上昇するのか注目。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日