昨日のビットコイン相場は横ばい。アルトコイン含めて大きな変動はみられなかった。株式市場のボラティリティが大きくなる中でもビットコインはつられる動きもなく淡々と底堅く推移している。
昨日はビットコインには最初否定的であった著名な投資家ドラッケンミラー氏がビットコインを保有しているというニュースがあったことがトピック。
またアメリカでは11月下旬にコロナウィルスのワクチン配布を行う可能性を示唆しており、ここからコロナウィルスが落ち着きを見せた場合はリスクオンになりやすいためビットコインは更に高値更新もあり得ると考えている。しかし直近ではトランプ大統領が未だに敗北宣言をしておらず裁判にまで持ち込む姿勢を取っており、この点は気がかりなポイント。バイデン氏は政権以降の準備を進めており、中でも金融政策責任者に元CFTC会長を起用する方針を固めていることは暗号資産市場のトピックとして出てきている。
テクニカルではビットコインは16,000ドル再度トライして抜けて来れるかどうかが注目。足元取引高は落ち着きを見せており、16,000ドルで抑えられるようだと三番天井の形状となるため一旦の調整には注意したい雰囲気となってくる。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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