2020.10.27 暗号資産マーケットレポート【13,200ドルに再度阻まれるビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は再度高値圏を模索するも12,000ドル台後半まで軟化する動き。暗号資産市場全体で同じような動きとなっており、大統領選挙までは暗号資産市場全体で同じような動きをしやすい相場が継続するか。

昨日の下落によりCMEの先物の窓埋めは完了しているため、短期的な調整は一旦完了と見る向きもある。ドミナンスではビットコインのシェア率が回復傾向にあるため中長期的にはビットコインの相場は上昇しやすい動きが継続。

昨日は1,100億円超のBTCが送金されていることが話題となっている。取引所のアドレスではないことから内容は不明なものの、大口のクジラが増えてくる中で大口フローの動向には注意しておきたい場面。

チャートではヘッドアンドショルダーを綺麗に形成しており、一旦は12,500ドル方向への反落も考えておきたいところ。大統領選も控えていることや、日経新聞等大手メディアもビットコインの価格に言及していることから一旦逆に利食いが入りやすい場面であると考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12