昨日のビットコイン相場は上昇。60,000ドル割れまで調整していたビットコインだが、何度も下値模索をするも反発し、63,000ドル台を回復する動きとなっている。

アルトコインはweb3.0関連の通貨が上昇した他、DeFiやNFT関連通貨とも言えるSOLやAVAXが引き続き上昇しており、SOLに関しては時価総額でもカルダノに迫る勢いとなっており、引き続きSOLの強含む展開は継続しそうな状況。
イーサリアムも4,200ドルまで上昇しており再度4,400ドル付近の最高値をトライする動きとなりそうなチャートなため、押し目は引き続き拾っていく方向で問題なさそう。
ビットコインは60,000ドル付近でロングポジションをレポート通り保有しているため、ここは引き続き最高値更新することを前提としてホールド。押し目が作るタイミングがあれば強気で拾っていく方針で、長期と短期でポジションを分けてトレードすることが心理的な負担軽減にもつながると考えている。
仮想通貨市場のニュースとしては、大きな話題としてマスターカードが銀行等の仮想通貨サービス導入を可能にするようなサービス提供を準備していると報じられていることや、ナイジェリアが中央銀行デジタル通貨である「eナイラ」を発表している。
日本で大きな話題となったのが、テックビューロのCEO朝山氏が1,335日振りにTwitterに復帰し、新生COMSAのローンチ準備を行っていることを発表し、CMSが急騰。しかしチャートの動きをみると明らかに事前に買いが増加してきており、インサイダーではないかというツイートが多く見られており、市場には疑念が生じている。
米国市場は株式市場は全体的に堅調な展開。モルガン・スタンレーがテスラの目標株価を引き上げたことや、レンタカーのハーツグループが2022年末までにテスラ社のEV10万台を発注することで大幅上昇。また、Facebookは売上高を中心に未達項目が多かったものの、自社株買い拡大が好感され上昇する動きとなっている。その他、バイデン大統領の歳出案について規模が大き過ぎるとして反対姿勢を示していた上院議員が、今週中に合意の可能性も出てきたと言及していることも株価が底堅くなる動きに繋がったか。
ドル円は113円台後半での推移が継続。原油が1バレル85ドルを突破する場面も見られ、一時114円近辺まで上昇。一度113円台半ばまで再度反落したが、朝方114円をトライする動きが見られている。
米国債金利は10年金利は大きく変わらず。一度1.67%まで上昇するも1.62%まで低下し1.64%あたりで推移しており、どちらにも動きにくい展開が続いている。
ドル円は引き続き上昇方向で見ており、113円台半ばのロングポジションは保有。114円台前半から半ばをターゲットとしたい。
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中島 翔

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