昨日のビットコイン相場は何度もう上値トライをするも抜けきれずに失速する展開に。しかし54,000ドル付近では底堅く推移しており、短期的には54,000ドル台前半にサポートラインが引けることから、ここを下抜けするか、もしくは56,000ドルを突破するのかが本日のポイント。
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SNSでもビットコインや仮想通貨を知らない人たちがビットコインを買い始めたとのコメントが多くなってきている印象。個人的には一旦ここら辺の短期ロング勢が撤退するような下落が入るのではないかと思い始めているが、中長期的には上方向の目線は変えていない。そのため大幅な下落まで待ちつつ、下落したら落ち着いてロングポジションを仕込んでいくスタンスで構えており、引き続き43,000ドルからのポジションは保有した状態で維持。
イーサリアムは3,600ドル付近で頭を抑えられており、ビットコインは最高値を更新していることに対してイーサリアムの戻りがかなり遅い状況。全体的に引き続きビットコインに資金が流入しており、機関投資家のフローも入ってきていることやETF承認期待が高まっている中上方向への圧力はかかりやすい環境。一方で規制絡みのニュースもアメリカで出てきているため、そのようなニュースで急落することを期待したいところ。
米国市場はまちまちな動きに。アメリカの雇用統計は予想を下回る結果となり、一時ドル円は111円台半ば付近まで下落するも完全に騙しのような動きから反転し112円台に乗せてくる展開に。
ドル円は個人投資家のショートが溜まったままの状態であることから、短期的には112円台半ばまでのショートカバーが起きても不思議ではないため、112円台でも短期的にスキャルピングではロングで攻めてもいいと考えている。一方で高値は112円台半ばから後半を見ており、上値はそこから重くなると想定しているが、売る材料もあまりない印象のため、できればロング方向で攻める方針には変わりない。
岸田首相が金融商品に対しての増税を今すぐの話ではないと否定していることやアメリカの債務上限問題も一旦年末まで先送りされたことから、リスクとしては中国のクロスデフォルト程度。中国は毎度お馴染みの話と考えておりすぐに崩壊するシナリオはないと考えているため、株はここから強気でロングを保有していく予定。
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中島 翔
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