昨日のビットコイン相場は上昇トレンドが継続し50,000ドルを突破。一時50,000ドル上のショートカバーを巻き込みながらじり高の展開となり、52,000ドル手前まで上昇する動きとなっている。
レジスタンスとなっていた50,000ドルは重要な節目だったため、ここを抜けてきていることから、ポジションは積み増した状態で維持。ストップロスをどのあたりに置くか悩みどころだが49,000ドル割れの水準が短期的なストップの目処となり、また50,000ドル付近でロングを保有しつつ細かく取引することが可能となりそうなチャートとなっている。
その他イーサリアムも3,500ドルを突破しており、仮想通貨市場全体が10月から息を吹き返す展開が続いていることから、足元ショートでエントリーするのは危険と判断している。
急落時は淡々とロングポジションで構築しつつ、短期のポジションと長期のポジションを組み合わせながらリスクを取っていきたいところ。ビットコインは50,000ドルを突破したため、次は60,000ドルをターゲットとし、ポジションは43,000ドルロングは保有したままにすべきと考えている。
機関投資家の動きとしては、ビットコインが下落した9月のタイミングでも資金が流入しておきており、新たなアセットクラスとして無視することはできない状況になっていることから、引き続き年末までの上昇が継続する印象。また、仮想通貨市場のニュースではbitbankがXYMの取り扱いを開始し、一時50%以上の大幅上昇を見せている。
米国市場は3指数が揃って上昇し米国債金利も上昇。10年金利は1.52%まで上昇してきており、円売りの動きからドル円は111円台半ばまで上昇する動きに。
ドル円はロングでエントリーできなかったため、一旦111円付近まで下落すればエントリーするくらいのスタンスで考えておきたい。日経平均株価はまだ方向感が掴めないため一旦見送り。
アメリカでは6日、債務上限問題で2022年年末まで上限撤廃を行うための議会採決を行う予定となっているが、これが採択される可能性が低く、債務上限問題はギリギリまで伸ばされる可能性が高いと考えられる。
また原油の上昇が止まらず、年末までに100ドルを突破するのではないかという声が聞こえてきていることから、少し原油関連通貨であるカナダやメキシコペソは注視したいと思っている。
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