2020.9.29 暗号資産マーケットレポート【ボラティリティが低下する中で堅調なビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は総じて堅調な展開。11,000ドルに吸い寄せられるかのように底堅い地合いが継続している。ドルインデックスが下落し米株も上昇しているのにリスクオンの展開となっていることもビットコインの底堅さに影響したか。

現在ビットコインは1万ドル超えを維持している期間が最長となっており、機関投資家の参入によって先物市場が形成される中で以前ほどの大きな値動きが少なくなってきている。アメリカの投資ファンドも100億以上のビットコインの残高を増やしていることもあり、長期的には上昇方向で価格が形成されやすい地合いが続くと思料。

テクニカルでは短期的には上方向を示唆しており11,000ドルを突破すると11,500ドルが見えてくると予想している。本日も淡々と下落したところは拾っていくスタンスでいいか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12