昨日のビットコイン相場は調整安の展開に。44,000ドル付近まで反発していたビットコインだが、42,000ドルあたりまで下落する動きとなっている。
一方で中国の仮想通貨全面禁止の報道を受けてから、DeFi関連の通貨に資金が集まってきており、UNIやCOMP、Aave等の通貨が大幅上昇する動きとなった。また、イーサリアムも上昇してきており、イーサリアムも堅調な地合いとなっていたが、昨日は2,900ドル台半ばまで軟化している。
ビットコインは節目の43,000ドルを下抜けしているが、このまま一気に下落するとは思えないため、引き続き拾っていく局面と考え42,000ドル台で買い増し。
42,000ドル台前半は26日から反発後の3分の2戻しの位置にあるためフィボナッチでも止まりやすいが下落トレンドが綺麗に短期的にできているため、一旦底を探す局面と捉えたいことから無闇にロングを短期で作るべきではないと考えている。
またイーサリアムも7月安値からの半値戻しが2,800ドル台半ばのため、この水準で一旦押し目は入りやすいと考えている。
仮想通貨市場のニュースとしては、シンガポールで全面的にBINANCEの利用が停止されたということが話題となっている。また法定通貨をビットコインとしたエルサルバドルでビットコインウォレットを保有する人口が全人口の30%を超えた様子で、引き続きビットコイン利用者が増加していることが公表されている。
米国市場は米株はまちまちな動きの中米国債金利は大幅上昇。一時10年金利は1.50%を突破そ1.51%まで上昇する等金利上昇が顕著な中ドルも続伸する動きに。ドル円は111円を一時突破しており、現在も111円付近での推移が継続している。
ドル円は111円台半ばまで到達したら一旦ショートで111円割れで利益確定したいとも考えており、また110円台半ばまで下落したら111円で利益確定という111円を挟んだ動きを取りに行ってもいいか。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 地球環境を守る新たな金融支援、GX経済移行債の役割とは? - 2024年4月5日
- トランジションボンド/ローン、環境への投資を促進するファイナンス手段 - 2024年4月2日
- SDGs債の新潮流、サステナビリティ・リンク・ボンドと発行事例を解説 - 2024年4月2日
- 環境意識高い投資の始め方、グリーンボンドの基本と国内実用例 - 2024年3月29日
- 地方銀行が推進する環境サステナビリティとグリーンファイナンス - 2024年3月29日