2021.9.17 仮想通貨マーケットレポート【動意薄のビットコイン】

※ このページには広告・PRが含まれています

昨日のビットコイン相場は大きな動きなく推移。47,000ドルから48,000ドル程度の狭い範囲での動きに終始した。

アルトコインも目立った動きはなく推移しており、落ち着いた1日となったためそこまで相場の目線を昨日から変更する必要はなく、ビットコインは引き続き47,000ドルをバックに拾っていくスタイルに変わりはない。

ビットコインのオンチェーンデータを見ると、大口の投資家がビットコインを下落時に淡々とポジションを増加させている動きは変わっておらず、取引所への資金流入も増加していないことから、現物の売り圧力は強くないと考えている。しかし、上方向をみながらも、9月は株式市場の急落などが起きる月でもあるため、そこに注意しておくべきかとは考えている。

仮想通貨市場のニュースで国内ではSBI VCトレードがLINKとDOTの新規上場を発表。また、BINANCEが本社を構える必要性をトップのCZが発言しており、話題となっている。

米国市場も3指数がほぼ横ばいの動きとなっており大きな動きなく推移。経済指標ではアメリカの小売売上高が予想対比良好な数字が出てきており、米国債金利が上昇するなか10年金利は1.34%まで上昇。ドルも対主要通貨に対して上昇しておりドル円は109円台後半まで上昇している。

米国債金利の上昇が再度1.60%方向に進むとはまだ思えないため、レンジでの推移になると考えていることから、米国債ロングは検討してもいいかと思っている。ドル円は一旦109円台後半でポジションを外しておくことがいいか。

本日は日経平均先物のメジャーSQのため配当落ちを考えた下落があってもおかしくない。

【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法

仮想通貨取引を始めるなら

The following two tabs change content below.

中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12