2020.9.11 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは特段の動意なし】

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昨日のビットコイン相場は横ばい。大きな材料も出ずチャートは下落トレンドの時間調整をしているような動きとなっている。

米株はハイテク関連銘柄を中心に反落、ドルインデックスがNY時間持ち直す中、ゴールドの下落していたがビットコインに波及する動きはなく、ビットコインと伝統的なアセットクラスはバラバラに動いている様子。

足元はイーサリアムの価格の大幅下落に投げ売りをするフローも見られているが、一方で大口で保有する投資家数が増加しており中長期的に仕込む動きが見られているため、イーサリアムを中心としたアルトコインの動向もビットコイン相場に影響を与えるか。

テクニカルでは日足は下落前の時間調整のような動きをしており、再度10,000ドルにいつ達するのかという不穏なチャートになってきている。そのため迂闊にロングは振りにくい環境というのは認識しておく必要あり。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12