米サンフランシスコを拠点とするデジタル資産レンディングCredは、大手カード決済VISAのFintechファストトラックプログラムに参加しVISAのネットワークによるビジネス支援を受けることが明らかとなった。
Credは認可を受けたレンディングプラットフォームで、世界190か国以上の顧客に30以上の暗号資産サービスを提供、仮想通貨取引所やデジタルウォレットサービス企業などとパートナーシップを構築している。同社が参加したFintechファストトラックプログラムは、パートナーであるフィンテック企業が、Visaの決済ネットワークを利用した新たな決済体験のより迅速かつ簡潔な構築と提供を可能にするプログラムだ。
Fintechファストトラックプログラムへの参加を通して、CredはVisaが提供するネットワークや機能、セキュリティを活用して世界中のデジタル資産のレンディングを行えるようになる。顧客の銀行口座に直接利子を支払うことや暗号資産を清算せずにクレジットカード機能を使えるようになるなど、数々の恩恵がある。
CredのCEO兼共同創設者であるダン・シャット氏は、「公正な金融サービスを提供し、レンディングサービスを効率的な方法で拡大するというCredの使命をさらに促進することができる」と述べている。
The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- Talent Protocol、Base Ecosystem Fundから戦略的投資を獲得 Web3人材エコシステムを強化へ - 2024年11月19日
- Powerledger、Solanaとの統合完了で持続可能なエネルギー取引の革新を加速 - 2024年11月19日
- PlastiksとColiba、西アフリカでプラスチックリサイクルを強化へ - 2024年11月19日
- DevvStream、米国最大級の炭素隔離施設の50%株式取得 – 環境保全と経済成長の融合を目指す - 2024年10月21日
- SolarWise、VeChainでソーラーパネル所有権をNFT化 – 小規模投資家に新たな投資機会 - 2024年10月18日