2020.9.7 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは一時10,000ドル割れの水準へ】

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先週末のビットコイン相場は下落。イーサリアム含めてDeFi銘柄が急落する中、ビットコインは一時10,000ドル割れの水準まで下落。

米雇用統計が悪い内容になり米株が下落した点もビットコイン相場の下落に寄与した格好となっている。しかし10,000ドル割れの水準では地合いが継続し、なんとか10,000ドル台を回復する動きとなった。

イーサリアムは330ドル付近まで下落しており、高値から大幅下落する動きを見せているが、DeFi関連で見ると一旦の調整と見る向きが多い。足元はイーサのガス高騰が話題となっていたため一旦は緩和される動きとなるか。

テクニカルでは日足チャートで見ると下落方向の示唆しており無闇なロングポジションは作りにくい状況。ファンディングレートはポジションの傾きを意識しながらのポジション繰りとなるか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12