2021.9.3 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは50,000ドルを突破】

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昨日のビットコイン相場は上昇。イーサリアムが大きく上昇し仮想通貨市場を牽引する中で、ビットコインもイーサリアムに連れ高となり50,000ドルを再度突破。しかし50,000ドル超えの水準では売り圧力が強い地合いは変わらず49,000ドル前半まで押し戻される展開となった。

イーサリアムは4,000ドルを超えて5,000ドルを突破するとの予想が大きくなってきており、マーケットではイーサリアムの強気なスタイルに大きく傾いてきている。

足元のイーサリアムの上昇は先日の「ロンドン」でのアップデートでの焼却の仕組みによって市場の流動性が低下したことにあると考えられる。これにより価格上昇圧力がかかりやすいなかで、NFTが大きく盛り上がってきていることが上昇している要因。

昨日のニュースとしては、株式会社ミクシィとセレスがビットバンクと資本提携を行い70億円を出資するニュースが公表された。また、SBIホールディングスが年内に仮想通貨ファンドをローンチするという報道が流れており、日本国内のニュースで大きなものが出てきている。

ビットコインは雇用統計前のポジション調整も入っているのかわからないが、本日は動かさない方が無難と考えており休憩日と考えている。

米国市場は大きな動きなく推移。

雇用統計の数字次第で今月テーパリングの時期が明確になる可能性もあることから、本日夜の雇用統計は重要だと考えている。本日はドル円等もあまり大きな動きはなく推移すると考えており、ユーロドルは雇用統計前のショートカバーで上昇しているような印象。ドル高に今後振れるかどうかは今晩の大きなイベント次第と言ったところか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12