先週末のビットコイン相場は大幅上昇。金曜日時点で44,000ドル台で推移していたが、その後Coinbaseが利益を仮想通貨に投資していくとの報道をきっかけに上昇し、48,000ドルを突破、50,000ドルを伺う展開となっている。
しかし高値からの半値戻しを達成した水準でもあり、ここからの一段高には至らず48,000ドル台後半での推移となっている。チャートでは引き続き上昇トレンドが継続しているため、ショートからのエントリーは避けたいような動き。
デイリーでトレードする場合は、短期的に下落をしたタイミングでロングを作りつつ、数百ドルを抜いていくようなトレーディングタッチが有効か。以前65,000ドルを狙うような動きになった時と比較しても上方向への過熱感がまだないため、引き続き上方向の動きが継続すると考える方がベター。
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仮想通貨市場のニュースとしては、アメリカの大手商業銀行ウェルズファーゴがビットコインファンドを提供するというニュースが出ている。
米国市場は3指数が揃って上昇。NYダウも35,000ドルを回復する動きとなっており、押し目買いが入るような動きに。
足元はテーパリング観測が強まっているものの、世界的なコロナ感染拡大の状況を考えると個人的にはまだ緩和相場というのは継続するのではないかと考えており、株価が大きく下落するということは夏場も可能性として低いと考えている。そのため、株価が下落する局面では再度ロング方向でのエントリーの目線は変えておらず、NYダウも35,000ドル台半ばを目指す展開になると予想。
ドル円もリスク回避の動きでもドル買いの動きが強まり、また米国債金利が上昇してもドル買いが誘発されることから、ドル円は引き続き上方向での目線を維持。一旦は110円台前半を目指すと想定しているため本日もロングエントリーでトレードしていく予定。
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中島 翔
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