2021.8.19 仮想通貨マーケットレポート【ビットコイン相場は調整局面が継続】

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昨日のビットコインは下落。46,000ドル付近から引き続き上値が重く推移しており、44,000ドル台前半まで調整する動きに。

一方でイーサリアムは3,000ドルを死守しており、3,100ドル台まで回復する動きとなっている。

ビットコインのチャートはフィボナッチでみると43,000ドル台後半に0.236の位置が確認できるため、本日はその辺りまで下落するパターンを想定した方がいい状況。一方でショートは昨日記載した通り、逆張りになるため、怖い方は押したところをロングエントリーで入るのが無難。無計画なショートは一気にショートカバーで損失が出る可能性があるため注意したいところ。

ビットコイン市場ではハッシュリボンというマイニング指標のサインが点灯したことが話題となっている。ハッシュレートから算出したハッシュリボンが上昇傾向を示したことによって強気相場に入ったと判断されており、ここからは中期的にポジションを積んでいく方がベターな状況。

また、ミネアポリス連銀総裁が暗号資産の95%は詐欺だという発言をしており、若干反応したものの、コメントは市場はほぼ無視した様子。

米国市場はFOMC議事録が公表され、年内にテーパリング開始で一致していたことが分かったことで、米株は下落、NYダウも300ドル程度下落しており、35,000ドル割れの水準へ。米小売売上高も予想を下回っており株にはあまりよくない材料が出たことが影響した。

VIX指数も21超の水準まで上昇しており、ドル円は110円まで予想通り上昇してきている。ドル円は110円をしっかり超えてきたタイミングで利益確定を行い再度109円台半ばまでの下落を待つことがいいか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12