昨日のビットコイン相場は足元の上昇相場から調整する動きに。一時45,000ドル台まで下落していたビットコインだが、その後48,000ドル方向を回復するかのような動きを見せるも高値切り下げのチャートを形成して下落。
チャートをみると本日は44,000ドルの攻防になる雰囲気が出てきているが、無理にショートエントリーで攻める必要はないと考えており、しっかりと押し目を作ってからトレンドフォローでロングで攻めるのが無難と言えるだろう。
イーサリアムも3,000ドル付近まで下落しており、この水準を割れると本日は2,900ドルまでの下落は想定しておきたいところ。
仮想通貨市場全体が同じように動いているため、仮想通貨市場に資金が流入するか流出するかという動きで見ておきたい。
アメリカの大手機関投資家やファミリーオフィスがグレイスケールのビットコインとイーサリアムの投資信託を買い増ししていることがレポートされており、ビットコインETFの承認の期待が高まる中、ビットコインのセンチメントがまだ崩れることはないと個人的には考えている。しかし海外ではビットコインよりもイーサリアムの方が取引量が多い国もあるため、イーサリアムをメインにトレードする方が行いやすいかもしれない。
米国市場は株が調整安の動きとなる中米国債金利は大きく変わらず10年金利で1.26%あたりでの推移。
ドルは主要通貨に対して上昇する動きとなっておりドル円は109円付近まで下落していたが、その後ドル高の流れのなか、109円台半ばまで戻している。ドル円は引き続き予定通り、110円台前半をターゲットにロングを構築しており、ゆっくりと保有している予定。
現在中国が仮想通貨だけではなくアリババやテンセント等大手IT企業に対して規制の強化に乗り出しており、中国リスクに注意しておかないといけない環境。8月は夏枯れ相場ということもあり株は短期的には調整しやすい環境から、日経平均株価とNYダウは一旦ショートでエントリーしている。
9月のメジャーSQには上昇しやすいと思っているため、日経は27,000円を割れたら買い戻しを行う予定。
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中島 翔
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