昨日のビットコイン相場は48,000ドルのレジスタンスに阻まれ調整する動き。48,000ドルまで到達した後は短期的な二番天井をつけて、45,000ドル付近まで下落する動きに。
イーサリアムも同様に3,300ドル付近を天井に上昇しきれない動きになっていることもあり、仮想通貨市場全体の上昇圧力が弱くなっている印象。
ニュースとしては大きな報道は出ていないため、ニュースを意識する必要はないか。
昨日は米国市場がリスクオフのような動きを見せる場面もあり、デフェンシブ銘柄が選好される中、ビットコインも強気になれなかった様子。
米国債金利も10年は1.22%まで低下し、ドル円が109円台前半まで下落する等円高ドル安の動きとなっている。ドル円は長期的には115円方向で推移すると考えており、この水準からは強気で拾っていっていいと考えている。年末までゆっくり保有できる投資家であればロングポジションで攻めてもいいのではないかと考えている。
ビットコインは両サイドありそうなチャートになってきているため、46,000ドルを明確に割れると44,000ドル付近までの下落は見ておいた方がいいかと思うが、保守的なトレードをするならば大きく下落したタイミングでロングで拾うトレンドに乗ってトレードすることが大切な環境ではないかという印象。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日