2021.8.13 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは一旦調整局面へ】

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昨日のビットコイン相場は下落。一旦軽い利益確定が入っている様子で、トレンドを作るほどの下落の強さはみられないが、44,000ドル付近まで高値から3,000ドル超下落する動きとなった。

ビットコインの押し目はどこで止まるかイメージがついていないため、一旦トレードは控えつつ、長期的なポジションのために急落したらゆっくり拾っていく程度に本日は留める予定。

イーサリアムも大台の3,000ドル付近までの下落を見せており、上昇トレンドではあるもののどこら辺で止まるかは難しいところ。このような場合はリスク管理で対応するしか方法がないため、数量を大きく抑えながら淡々とトレンドが出ている方向にエントリーするのが得策と言える。

仮想通貨市場ではリップルが久しぶりに日本円で100円を突破していることが日本のユーザーを喜ばせている様子。しかしながら、仮想通貨市場で日本円が大台の節目としてみることはないため、100円という数字に固執すると痛い目に遭う可能性もあることは留意したい。

ニュースとしては、先日の600億円近いDeFiでのハッキングはホワイトハッカーによるものだったということで、流出した通貨を返還するようなコメントが出たことがマーケットを驚かせていた。

米国市場は前場株価は下落するような動きを見せているが、底堅く推移。NYダウはプラス転する中で、引き続きNASDAQは売られる展開となっており、その他大きな動きは見せていない。

ドル円は一旦下落が止まりそうな気配を見せているがここでのエントリーはリスクリワードに合わないため一旦見送り。110円付近までは短期的にも引きつけてからのエントリーが得策と言えるだろう。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12