2020.8.11 仮想通貨マーケットレポート【急落後に反発するボラタイルなビットコイン相場】

※ このページには広告・PRが含まれています

昨日のビットコイン相場は下にいってこいの展開。対ドルでショートカバーを巻き込みながら12,000ドルを到達し、12,000ドルの軽めのストップもヒットすると一時12,100ドルまで上昇した。しかしその後、仕掛け的な急落からコストの悪いロング勢が投げさせられた格好となり、CMEの窓があった11,600ドル付近まで下落し、窓埋めを完了する動きとなるも、押し目を作った格好となり下落分をほぼ取り戻す展開となっている。

米株はトランプ大統領の新型コロナ対策のための経済対策の大統領令に署名したことを受けて上昇する動き。これまで堅調であったNASDAQの上値が重かったことが相場全体を重くしていたが、それでも上昇する動きとなっている。

テクニカルでは引き続き上方向を示唆しており、昨日CMEの窓埋めも完了したことからロング方向でのエントリーを継続すべきか。イーサリアムとビットコインのパフォーマンスで見ると若干ビットコインが上回りつつあり、イーサリアムの動向を注意しながらのポジショニングが必要。

【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
【関連記事】イーサリアムとは?特徴・仕組み・購入方法

仮想通貨取引を始めるなら

The following two tabs change content below.

中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12