昨日のビットコイン相場は上昇相場を継続する展開に。43,000ドル付近までの押し目を作ると45,000ドルの高値を突破し、46,000ドルに乗せてくる動きとなっているが、ここまでくるとショートで入るのは恐ろしくも感じるチャートとなっている。
大口投資家は現物でビットコインを積み上げる動きが続いている様子なことから、ここからはショートで入らず下落したところを淡々と拾っていくことが賢明か。40,000ドルよりは50,000ドルの方が距離が近いと感じるため、1日の値幅が3,000ドル程度は出ると想定しながらのリスクコントロールが必要になる。
ビットコインは日足で200日移動平均線を越えようとする重要な節目に差し掛かっているため、本日どこでローソク足が終わるか注目する点だろう。
イーサリアムも一時チャートの形状が崩れていたため、2,900ドル台を割れると一気に下に向きそうな状況だったが、一旦持ち直す動きとなり3,100ドル台へ。引き続きビットコインとイーサリアムを分けながらの投資で問題ない状況か。
米国ではインフラ法案の投票が延期されており、仮想通貨条項で議論が難航している様子。またNFTのゲームのアクシーインフィニティの取引総額が1,200億円を突破したということが話題となっている。
米国市場は大きな動きなくNYダウが反落した程度か。為替もそこまで動いていないため気にする動きは出ていない。アメリカでは求人件数が1,000万件を超えてきており、引き続き労働市場の逼迫感を示す数字が出ている。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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