2020.8.7 仮想通貨マーケットレポート【12,000ドル手前に足踏みのビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は一度上昇するも上昇幅を吐き出す展開。東京時間は大きな動きなく推移しており、NY時間米株の上昇に追随する動きとなり11,900ドル付近まで上昇するもETHの反落に併せて朝方に反落しほぼ前日と変わらずの付近で推移している。

米株はアメリカの追加財政刺激策の期待から続伸しており、金余りの環境下金価格も急激な上昇を続けていることからビットコインに資金が淡々と流入する動きは変わらないような印象。現在は金価格は米国の実質金利の逆相関で動いているという認識をマーケットは持っており、米株の動きとは独立して動いている状況。シンプルに考えると金余りの環境から資金が至る所に流入していると考えるのが自然かもしれない。

テクニカルでは引き続き上昇方向を示唆しており、11,500ドルが最初の押し目のポイントとなっている。オプションの注文が12,000ドルに積み上がっており、ここを一旦達成するとオプション勢のフローも入りやすいことから上値を伸ばしやすいと考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12