昨日のビットコイン相場は続落。色々上値が重い理由について、アメリカの規制が挙げられているが、昨日の動きを説明する理由にはならないだろう。単純に調整ムードが広がっているだけと捉えるのが正しいか。
個人的には、元々42,000ドルまでの上昇に現物買いがついてきておらず、デリバティブでのポジションが大きかったことから揺り戻しも大きくなっていることから上昇局面に転じていると判断しているため、引き続き30,000ドルを割れるまではロングで利益を取っていくのが正しいと判断している。
色々なニュースは出るが、大きなマクロ的なフローに着目して投資を行うのが投資初心者には賢明であり、細かな値動きに一喜一憂する必要は全くない。シンプルに損切りラインだけ設定しておき、少額からエントリーしていくことがいいか。フィボナッチでは37,500ドル付近が3分の1戻しの位置のため個人的にはこの辺りでロングを再度エントリーで狙いたい。
米国市場は3指数揃って上昇しているものの米国債金利は10年で1.17%とあまり変化なし。ドル円も108円台に突入する動きを一時見せており、一旦はここは買い場と考えてロングポジションを作った。
今月にジャクソンホール、9月にはテーパリング公表の話もあり、投資家は株が調整する局面が出る可能性があるため、そこを拾って行けるように狙っておく必要がある。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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