2021.7.15 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは短期のショートカバーの動き】

昨日のビットコイン相場は一時下落するも下落幅を取り戻す展開。短期的な三角保ち合いを下抜けしたような形から短期的なショート勢がポジションを作った様子が見られたが、31,000ドル台半ばから反転急騰する動きとなり、ショートカバー優勢の展開。33,000ドル付近まで上昇し下落幅を取り戻す動きとなっている。

ビットコインのハッシュレートも回復傾向となっており、マイニング収益も一旦回復している様子で、マイナー勢も収益がここから回復するかチェックしておきたいところ。プットオプションのポジションが30,000ドル付近に溜まっていることからこのラインの攻防は今後の中期的な動きを予想する上でしっかりとチェックしておきたい。

足元下落幅がビットコインと比較しても大きかったイーサリアムだが、昨日は反転上昇する動きから2,000ドル台を回復する動きに。トレンドは下落基調が継続しているため強気で攻めにくい環境は変わっていないが、中期的には一旦ロングポジションを軽めに作っておいてもいいか。

昨日は大きなニュースはなかったが、GMOコインがコスモス(ATOM)を国内で初めて上場することを発表。またブラジルで証券規制当局がイーサリアムのETFを承認しており、イーサリアムにとっては好材料が出ている。

米国市場はまちまちの展開。パウエル議長の議会証言では顕著な経済回復はなお程遠いとの発言を行っておりハト派よりのコメントを受け、株は下支えされる中、米国債金利は急低下しドルは主要通貨に対して下落。ドル円は109円台後半まで下落しており、引き続き金利が上昇しにくい地合いとなりそうな環境。

ドル円は一旦手仕舞いを行い、買い場探しのタイミングに。米国債金利は長期的なポジションなら上昇方向で仕込んでおいて問題ないと考えている。

株はこれから夏枯れ相場の可能性もあり、ここから一段高とはなりにくいためロングは控えておきたい。VIXのロングで株が下落したタイミングあれば利益が取れるようなトレーディングも気長に待つにはいいか。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12