2021.7.6 仮想通貨マーケットレポート【レンジ内に留まるビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は下落。36,000ドル付近まで上昇するビットコインだったが、特段理由なく、売り圧力が強まり下落し、33,000ドル付近まで下落する動きに。しかし取引高もそこまで大きくない中、下押し圧力も大きくなく、レンジ内での推移に留まった。

イーサリアムも2,400ドル付近から2,200ドル台まで下落。仮想通貨市場全体が調整ムードの1日となっている。

現在ビットコインは5月の大幅下落の後上値が重い動きとなっているが、クジラと呼ばれる大口のビットコイン保有者は下落後にビットコインの残高を増加させてきている。仮想通貨取引所からのビットコインも減少していることから、下落圧力は緩やかに減少してきている動きが見られており、1点懸念点は米仮想通貨投資信託グレースケールの投資信託が売却可能となる点か。

また、昨日はイギリスの大手銀行バークレイズ銀行がBinanceへの送金を停止しており、引き続き世界的にBinanceに対しての規制を強めている動きとなっている。

引き続きビットコインは中長期的な上昇目線は変えておらず、淡々と拾っていく方針。エントリーを安全に行うには現在のレンジをブレイクするタイミングがいいか。

米国市場は昨日休場のため動きはなし。ドル円も引き続き下落方向の動きとなり、110円台後半での推移。

ドル円はまだ下落するまではロングでのエントリーは控えたい水準であり110円を割れるまでは我慢したいところ。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12