2020.7.3 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは理由なき下落、100万円突破が焦点】

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昨日のビットコイン相場は下落。注目された米雇用統計は予想を大幅に上回ったことから米株は上昇、ビットコインも連れ高となり一時100万をタッチしたが、0時ちょうどあたりに理由なき急落を見せて上昇幅を全て吐き出し下落する展開となった。

ビットコイン円は960,000円が本日のサポートラインとなっており。引き続き100万円の大台を突破するかが焦点。本日は米国独立記念日のため休場なことからNY時間の値動きが乏しくなるか。米国ではコロナ感染者の増加により経済活動が再度停滞しかけていることから株の上値は重いと予想。ここから8月にかけては株式市場の取引量も減少することからビットコインの上値を重くする可能性。

(雇用統計詳細)

  • 6月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月 比480万人増
  • エコノミスト予想の中央値は323万人増
  • 前月は270万人増(速報値250万人増)に上方修正
  • 家計調査に基づく失業率は11.1%に低下
  • 市場予想は12.5%への低下 前月は13.3%

予想以上の数字を雇用統計は見せているが今回のデータはコロナ感染者が再拡大する前の数字のため、警戒感は緩まず。U6含めて全体の失業率は低下しているものの、ノイズの部分も大きいため今回の雇用統計だけで何か判断できるというわけではないというのがマーケットの反応に現れた様子。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12