2021.6.29 仮想通貨マーケットレポート【動意の薄いビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は狭いレンジでの動きに終始。朝方32,000ドル付近から34,000ドル付近までの上昇を見せたが、その後は34,000ドルから35,000ドルの範囲内でのレンジで推移。大きなニュースもなく動意に欠ける展開となっている。

米国市場はNYダウが下落する中、NASDAQが上昇する展開。ハイテク銘柄を中心に物色された様子となり、消費関連銘柄は下落するような動きを見せている。米債金利10年は1.48%まで低下し、長期ゾーンを中心に金利が低下する動きに。ドル円は金利低下に連動せず110円台半ばでの小動きに終始している。

今週は米国で雇用統計があり、マーケットはそれまで動きづらい展開が続く様子。

ビットコインは時間調整の動きから短期的な上昇トレンドは継続していると考え、引き続きロングポジションを中心にトレードすることがベターと個人的には考えている。

ドル円は上値の重い展開が続いているが夏場まではこのような動きが継続すると考えており、夏場に円高で推移する局面があれば淡々と年末までの円安に備えて拾っていく方針。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12