金曜日から週末にかけてのビットコイン相場は動意薄の展開。レンジも9,250ドルから9,400ドル程度と狭いレンジで推移している。最近では株式市場との相関が強まっている環境が続く中、週末のビットコイン市場はボラティリティが低い週が多く、週末に大きく動くというのような動意がみられない。
テクニカルで見ると4月の安値から6月高値のフィボナッチ結んだ3分の1戻しの位置が8,000ドル付近にあり、日足でも一目均衡表は雲の上限に差し掛かっていることから、下落の可能性を意識しながらのポジショニングは継続すべきか。上は10,000ドルを超えてくると流れが変わる可能性。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 日銀金融政策決定会合でドル円はどうなる?急伸の理由や今後の相場展開も解説【2024年4月】 - 2024年4月28日
- 地球環境を守る新たな金融支援、GX経済移行債の役割とは? - 2024年4月5日
- トランジションボンド/ローン、環境への投資を促進するファイナンス手段 - 2024年4月2日
- SDGs債の新潮流、サステナビリティ・リンク・ボンドと発行事例を解説 - 2024年4月2日
- 環境意識高い投資の始め方、グリーンボンドの基本と国内実用例 - 2024年3月29日