2020.6.15 仮想通貨マーケットレポート【週末はもみ合い、三角保ち合いを下振れ】

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BTC/JPYは小幅な反落。高値のメドは6/7の高値(1,074,000円)、上抜けると6/2の高値(1,105,000円)、ここも上抜けると2/24の高値(1,117,000円)がターゲット。下値のメドは5/12の安値(963,000円)、割れ込むと5/25の安値(933,000円)、ここも割れ込むと長期足のある80万台がターゲット。

週末の相場はもみ合いが継続。NY株式市場ははコロナの第二波警戒のままさえない展開。ハッシュレートが回復してくているものの、なんとか100万台で踏みとどまっているので、下値リスクが高まっている。USD建ては終値が10,000ドルから離れており完全に遠のいた相場展開。この相場状況を作り出しているのがコロナ感染者の再拡大であるとの認識がトレーダー界隈では広がっているため、株の下落に伴うBTCの連れ安を想定しながらのポジショニングとなるか。三角保ち合いを下振れしているため、9,000ドルを視野にショートポジションが本日はベター。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12