2020.6.8 仮想通貨マーケットレポート【BTCは下げ渋りからの動向に注目】

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BTC/JPYは小幅に続伸。高値圏に到達している。高値のメドは6/2の高値(1,105,000円)、上抜けると2/24の高値(1,117,000円)、上抜けると2019/8/13の高値(1,207,700円)がターゲット。下値のメドは6/2の安値(1,105,000円)、ここも割れ込み100万円台を割れ込むと割れ込むと5/12の安値(963,000円)がターゲット。

USDは高値が9,810ドル、安値が9,400ドル。週末はレンジ相場だった。心理的節目の10,000ドルが射程内であるが次の一手を模索している。週末金曜日に発表された米雇用統計を受けNYダウは続伸。BTCはチャートに記載しているフィボナッチの61.8%を上抜けることができず、ポジション調整が発生し直近安値圏まで落ち込む展開があったものの、そこから反発し高値圏まで値を伸ばしており方向感に欠けるレンジでの展開となっている。ハッシュレートの持ち直しなどもあり、ここから直近高値のトライとなるかが注目ポイント。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12