2020.6.4 仮想通貨マーケットレポート【BTCは底堅く推移、小幅な値幅でレンジ相場か】

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BTC/JPYは小幅反発、小幅な値幅でレンジ相場。高値の目処は6/2の高値(1,105,000円)、上抜けると2/24の高値(1,117,000円)、上抜けると2019/8/13の高値(1,207,700円)がターゲット。下値のメドは6/2の安値(1,105,000円)、ここも割れ込み100万円台を割れ込むと割れ込むと5/12の安値(963,000円)がターゲットに。

USDは高値が9,640ドル、安値が9,370ドル。終値は引き続き9,500ドル台と心理的節目の10,000ドルを射程内に底堅く推移している。米株式市場は堅調な流れを引き続き維持していることからリスク回避姿勢の後退により暗号資産への追い風が続いている。BTCはレンジを上抜けしたことで6/2の高値をもう一度チャレンジしていくか注目しつつ、上がりきらない場合は上で売り切れなかった勢による損失覚悟の売りが誘発される可能性が高いため週末を見据えて下方向へのポジションの調整には注意すべき環境か。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12