2021.6.1 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは42,000ドルをトライするか】

昨日のビットコイン相場は上昇。朝方34,000ドル付近まで下落する動きを見せていたが、34,000ドル付近で支えられる格好となり、短期的なショートが踏まれるような動きから上昇する動きに。一時37,000ドル台半ばまで上昇しており、テクニカルでも短期的な反発が予想しやすい動きになりつつある。

仮想通貨市場全体が昨日は上昇ムードとなる中でイーサリアムも大幅上昇する動きで、10%以上の上昇を見せている。ビットコインの難易度調整が行われているが、マイナス調整水準で更新されており、過去三番目のマイナス幅を記録した。現在中国のマイニング規制が強まる中でマイナーの動向が注目されており、規制が強まる動きからマイナーのビットコイン売却が短期的に促されたことも下落の一要因とされており、今後の注目点としてハッシュレートが回復するのかどうか。

ニュースとしては、コインチェックが国内初となるIEOを夏に行うと発表。エンタメ特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」の開発を手がけるHashpallete社の資金調達分として10億円規模を計画している様子。

昨日の米国市場は債券市場や商品の立ち合い取引が休場。大きな値動きなく推移しており、日本株や欧州株が下落する中で若干円高方向での推移となっている。

バイデン大統領の予算教書ではコロナ危機前の3割を上回る6兆ドル以上を計上しており、経済を過熱させるリスクがあることが指摘されている。株価には当然ながら下落材料にはならないものの、過度なインフレを進める可能性もあるため、短期的には回復したかのように見える動きになりやすいと考えるが、中長期的に実体経済に良い影響を与えるかどうかは別問題。

過剰流動性相場で仮想通貨市場に資金が流れやすいことは価格上昇要因だが、仮想通貨に対して報告義務を課すなど規制を強める下落要因の方針も見えているため、どちらが強くなるか注目。

ビットコインのテクニカルは一旦42,000ドル方向を目指すと考えているため、本日はロングポジションを検討。1,000ドルから2,000ドルの幅でしっかりと利益を取れるようなポジショニングで考えたい。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12