BTC/JPYは4日ぶりに反発。昨日はロンドン時間に急反発する場面があったものの20日移動平均線に頭を押さえられる形になっている。高値のメドは昨日の高値(993,000円)、上抜けると5/24の高値(1,003,000円)がターゲットであるが少し遠い印象。下値のメドは5/25の安値(933,000円)、割れ込むと5/12の安値(963,000円)がターゲット。
USD建ては高値が9,220ドル、安値が8,800ドルとなっており、終値が9,000ドル台を回復。レジスタンスラインとして20日移動平均線が意識される形に。心理的節目の9,500ドルまでは少し遠い印象。BTCは対JPYも対USDも20日移動平均線を割れ込んでいる中、ハッシュレートは弱いままの状況となっている。昨日はNY株式市場が大幅上昇しているものの強弱交錯しており、日足のRSIはやや弱い地合いとなっている等テクニカル的には若干弱気相場であるため、昨日の安値を更新するか注目。
ポジション動向も昨日まではショートポジションに全体が傾いていたが解消のフローが入っているのか現在は中立気味になってきているところも頭に入れておきたいところ。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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