2021.5.21 仮想通貨マーケットレポート【下落幅は一気に解消する動き】

昨日のビットコイン相場は大幅上昇。一昨日の急落から一転、ビットコインは40,000ドル台を回復。一時30,000ドル付近までの急落から10,000ドル以上の反発を見せており、初心者には難しい相場展開となっている。

一昨日の急落時には8,000億ドルから9,000億ドルという規模のロスカットが入り、仮想通貨取引所への資金流入も去年の3月に起きた急落時と同等レベルの流入となっていることから、売り急いだ投資家がいたことがわかってきている。

市場心理を示すFear&Greed Index(恐怖指数)も過去最低レベルまで冷え込んでおり、一旦ここまで落ち込むとすぐに回復するのは難しいと考えられる。どちらにしてもこのように相場でパニック売りが生じたタイミングはほとんどの投資家が売り切ったことになるため、売り圧力は一気に減退することから買うタイミングとなりやすい。実際に大口のクジラ勢は、下落した局面ではまとまった金額でビットコインを購入してきているフローが出ているため、一旦の混乱は収まったか。

アルトコインも総じて上昇しているものの、センチメントの改善に繋がるかはまだ未知数であるため、引き続き二番底をつけるイメージを持ちながらのトレードを行いたいと個人的には考えている。再度下落した局面ではしっかりとロングポジションを保有していい環境になるか。

米国市場では19日にFOMC議事要旨が公表されており、FRBメンバーもテーパリングへの関心が高まっていることで株価は下落方向で推移するも、反応は限定的となっており昨日は再度反発する動きとなっている。

ドルインデックスは下落方向で対主要通貨に対して下落する動き。ドル円は108円台半ばまで下落しているが、個人的には緩和姿勢が継続している中では円高圧力も限定的であり、円高方向に推移する過程ではロングポジションを積み増して問題ないと考えている。

日経平均株価に関しても27,000円台はロング推奨の水準のため、30,000円方向で上昇すると予想。

ビットコインに関してはセンチメントは悪い状況のため、ファンディングコストでロングに傾く過程では、ショートポジションで二番底を取りに行きつつ、急落する場面では30,000ドルに近づく過程でドテンロングでのポジション取りを行う予定。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12