2020.5.11 仮想通貨マーケットレポート【半減期前のポジション調整】

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昨日BTC/JPY高値は¥1,033,000、安値が¥870,000と値幅の大きい展開。BTC/JPYは急落。対ドルの200時間移動平均にぶつかる形で下げ止った形となっている。対ドルでも10,000ドルの大台突破からの達成感からの利益確定売り、その後のBITMEXのニュース等からレバレッジ勢のストップを巻き込んだ形になっている。心理的節目の100万を達成したものの滞在時間は少なかった。CMEのBTC先物も大きめな窓でスタートする形に。

高値のメドは直近高値と下落を結ぶフィボナッチ61.8%の¥989,000、上抜けると全戻しを期待し昨日の高値が次なるターゲット。下値のメドは昨日の安値、下抜けると直近安値82万4千が次なるターゲット。100万を割った事から心理的には下向きなコメントが散見されるが、下で買えなかった投資家のほうが多いことからdip buyしたいところか。ビットコイン半減期も残すところ24時間を切っているため、ここからは方向感はニュートラルと考え、短期的に動いた方向についていくのが賢明か。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12