2021.5.7 仮想通貨マーケットレポート【仮想通貨市場は一旦落ち着きの場面】

昨日のビットコイン相場は下落。一時58,000ドルを超える動きを見せていたが、取引高が減少する中、56,000ドル付近まで下押しするなど方向感に欠ける展開となった。

昨日の下落材料としては、SECのゲンスラー長官による仮想通貨への規制強化のコメントやBOEベイリー総裁のビットコインへのネガティブな発言があったことが材料視された程度か。コメントで大きく動くことは少なくなっているため、そこまで意識する必要性はないと考えている。

また昨日は米大手仮想通貨取引所Coinbaseが年初来安値を更新しており、ビットコインが軟調な展開となる中、Coinbaseの株価も連動するような動きになっている。

米国市場は引き続きNYダウが最高値を更新しており、足元弱かったNASDAQも後場には持ち直しプラスに転じる動きなった。米国債金利に大きく変化はなく、ドル円も小幅な値動きに収まっている。

本日は米国雇用統計であり、最近ではアメリカのFRB高官からもテーパリングの話題が少しずつ出始めていることから、数字が大幅に改善した場合には金利やドルの動きが出ることを想定しておきたい。

昨日はゴールドマンサックスが、カンバーランドと提携してビットコインNDF(デリバティブ商品)を提供することを公表しており、ビットコインのヘッジとして機関投資家が行いやすい商品が提供されることになった。

ビットコインのテクニカルは方向感がないため本日も方向性が出るまでは静観することが賢明か。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12