2020.4.29 仮想通貨マーケットレポート【小休止状態のビットコイン】

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NY市場でダウは小反落、欧米での段階的な経済活動再開につき、景気が回復に向かうだろうとの期待先行により買いが先行したが、主力のハイテク株が利益確定売りに押された形で軒並み売られてしまったことで、引け間際に下げに転じてしまったことから、ダウは前日比32ドル安で終えている。

BTC/JPYは昨日同様に午前中に高値トライしたものの84万台を突破するには力不足であったようだ。高値のメドは3/10の高値85万1千が次なるターゲットとなっており、下値のメドは4/23の安値、下抜けると4/16の70万が次なるターゲットか。

XRP/JPYの昨日の変動に比べるとBTCは値幅が14,000円程度と、半減期ももうすぐのところまで来ているにも関わらずあまりパッとしない出来高でもあった。高値トライ後落ち着いたレンジでの推移が進んでいることから、相場を動かすエネルギーは溜め込んでいると思われるため、出来高を伴いながら動いた方向には短期的についていくことがベター。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12