NY市場でダウは小幅な上昇、一部報道で日銀による国債購入の制限撤廃との報道があり、ドル円は大きく変動。新型コロナ治療薬で有力視されていた治験薬の臨床試験結果が思わしくない結果だったと報道されたことをうけ、米中長期債が上昇、EU首脳会議で残念ながら経済再建策への合意がなかったとも伝わり、ダウは前日比39ドル高で終えている。
BTC/JPYは国債購入の制限撤廃の報道を受けた直後に一気に83万台まで躍進し、久しぶりに暗号資産らしい値動きとなる場面もあった。高値のメドは昨日の高値、上抜けると3/10の高値85万1千が次なるターゲット。下値のメドは昨日の安値、下抜けると4/16の70万が次なるターゲット。直近の高値を更新しておりテクニカル的には地合いの強さを意識する数値となってきている。80万台の定着ともなれば更なる上昇も期待できる分、割れ込んでしまった時の勢いには注意。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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