NY市場はダウは反発、トランプ米大統領が段階的な経済再開の方針を打ち出したことが好感され買いが入った。しかし、昨日に続き経済指標が弱かったこと、特に先週の新規失業保険申請件数は525万件で直近1か月で申請件数が2,200万件を考えると手放しで喜べる状況ではない中、ダウは前日比33ドル高で終えている。ナスダックは年初からの下げがほぼ帳消。OPECが原油の需要が30年ぶりの水準に低下するとの予測が伝わり原油価格は軟調に推移。
BTCは直近の安値を更新し60万台突入と思われたが、中国がデジタル人民元のテストを5月に開始すると報道を受け急反発。上値のメドは80万台。下値のメドは昨日の安値であるが少し遠い印象。デジタル人民元の報道により大きく値を戻しているが80万台到達にはもうすこしのところであるため、新型コロナに関して明るいニュースが待ち遠しいところ。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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