昨日のビットコイン相場は一度上昇するもNY時間に下落。ビットコインは上昇ムードを継続するも、昨日のビックイベントである米大手暗号資産取引所CoinbaseのNASDAQ上場という話題で持ち切りとなる中、NY時間オープン後にCoinbase株の取引中止報道から調整ムードとなり、一時61,000ドル付近まで下落。
Coinbaseは日本時間の2時半に寄り付くこととなり、その後Coinbaseの株価とビットコイン価格が連動する形で下落する動きとなった。今後はCoinbaseの株価を指標として見ることができる可能性があるため、トレーディング手法に幅が広がるかもしれないと考えている。
イベント消化後のため、本日の動向は大切な日であり、ここから取引高が減少しながら下落し始めると加速する可能性も考えられるためロングは見送り。OI(未決済建玉)が積み上がっていることもあり、どこで短期のポジション解消のフローが出るのか注意しておきたいところ。
テクニカルでは中心線で一旦支えられているため上方向を示唆。個人的には急騰には売りで勝負したいと考えている。
またイーサリアムやリップルも最高値を更新しており、引き続きアルトコインへの流入は続いている様子。アメリカの経済対策からの個人フローによる仮想通貨上昇のシナリオは頭に入れておきたいか。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 温室効果ガス削減の新指標「SCOPE4」が拓くカーボンニュートラルへの新たな道筋 - 2024年9月6日
- DAC(直接空気回収)とは?カーボンニュートラル達成に向けた新しいアプローチ - 2024年9月2日
- 日本における水素関連企業と市場の現状 注目銘柄と投資ポイント - 2024年9月2日
- 「カーボンクレジット高品質利用ガイドライン」IETAの新指針とその重要性 - 2024年8月27日
- ZEB(ゼブ)の基本と導入のメリット・デメリット 実際の導入例も紹介 - 2024年8月27日